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コラム
8月8日は「歯並びの日」
8月8日は「何の日」か、知っていますか? もちろん、皆さんが知っている「母の日」では、ありません。日本臨床矯正歯科医会が、大切な歯並びの重要性を伝える記念日として制定した「歯並びの日」となっています。今回は、「歯並びの日」の由来や意義について、ご紹介します。
異性の魅力は「顔立ち」より「笑顔」
異性の「整った顔立ち」と「素敵な笑顔」のどちらに魅力を感じるかの問いには、68.1%の人が「素敵な笑顔」と答え、各年代層においても同様の傾向が見られています。尚、想定する相手が結婚相手の場合では、より一層「素敵な笑顔」を重視する(76.6%)ようです。さらに、どのような笑顔を素敵と感じるかについては、78.2%が「歯を見せた笑顔」と回答しています。また、76.4%の人が「歯並びで第一印象が左右する」と答えて、異性に限らず、歯並びが印象を分けるポイントになっています。
矯正歯科治療への理解度
歯並びに対する関心の高さに比べ、「歯ぐきが健康なら、何歳でも矯正治療ができる」ことの認知度が18.2%に止まるなど、多くの項目で「知らない」と答えた人が多数を占めるというふうに矯正歯科治療に対する理解が不足しています。また費用の面でも、「医療費控除が受けられる場合や保険のきく場合がある」などについても、8割以上で「知らない」と回答されています。
日本臨床矯正歯科医会の取り組み
1973年に発足した日本臨床矯正歯科医会は、矯正歯科の専門開業医が所属する国内最大の団体です。「よい噛み合わせときれいな歯並びによって、心身の健康を育むこと」を目的として、「見た目の美しさ」だけでなく、噛み合わせの改善、咀嚼機能の向上、お口全体の健康増進など、総合的な「正しい矯正歯科治療」に取り組んでいます。
歯並びの日の由来と意義
なぜ「8」が並ぶ日?
数字の「8」が並ぶことから選ばれましたが、笑う時に見える歯の形に似ているともいわれ、「ハッハッハッ」という笑い声が健康的なイメージを連想させるとして、この日が選ばれたそうです。笑顔は人とのコミュニケーションにおいて、大変重要な役割を果たします。その時、自信を持って笑える歯並びなら、人の心を明るくし、ポジティブな印象を与えることができるのです。また、美しく整った歯並びは見た目の印象に影響を与えますが、それ以上に健康的な生活にとっても不可欠な要素となっています。矯正歯科治療の普及
8月8日「歯並びの日」は、正しい矯正歯科治療の普及を目指して制定されたものです。美しく整った歯並びは、見た目の美しさだけを提供するものではありません。正しい噛み合わせは、食事をしっかりと噛むことができ、消化器官への負担を減らして、全身の健康に寄与することになります。矯正歯科治療は単に歯を動かすことだけが目的ではないのです。顎の骨格や顔のバランスを考慮して、機能的・美的な観点から最適な治療が行われ、長期的に健康を維持することに繋がっていくのです。歯並びと健康の関係
歯並びがもたらす健康への影響
歯並びが悪いと、噛み合わせが不正確となり、食事の際に食べ物を十分に噛むことができません。そのため消化不良を引き起こしたり、栄養の吸収が悪くなることがあります。また、不正な噛み合わせは顎関節に負担をかけるので、顎関節症の原因になることがあります。顎関節症は顎の痛みやこわばり、頭痛、耳鳴りなどの症状を引き起こすことが多く、日常生活に大きな影響を及ぼすようになります。その上、歯並びを原因として発音が不明瞭になることもあります。これは特に子どもの言語発達において重要な問題となるので、正しい発音を身につけるためにも、適切な歯並びが不可欠となっています。また、整った歯並びは、口腔衛生を維持し易いことにも繋がります。きちんと歯が並んでいることで、歯ブラシの届きにくい隙間が少なくなり、虫歯や歯周病になるリスクを減らすことになります。歯並びに関する意識調査結果
2010年7月、全国の10代~50代の男女1,000名を対象に、歯並びと矯正歯科治療に関する意識調査を実施しました。調査結果からは、歯並びが笑顔や第一印象に大きく影響を与えることや、多くの人が自分の歯並びを気にしていることが分かりました。しかしその一方で、歯並びについて歯科医師に相談するケースが少ないことや、矯正歯科治療についての理解が十分でないことなどが明らかになっています。異性の魅力は「顔立ち」より「笑顔」
異性の「整った顔立ち」と「素敵な笑顔」のどちらに魅力を感じるかの問いには、68.1%の人が「素敵な笑顔」と答え、各年代層においても同様の傾向が見られています。尚、想定する相手が結婚相手の場合では、より一層「素敵な笑顔」を重視する(76.6%)ようです。さらに、どのような笑顔を素敵と感じるかについては、78.2%が「歯を見せた笑顔」と回答しています。また、76.4%の人が「歯並びで第一印象が左右する」と答えて、異性に限らず、歯並びが印象を分けるポイントになっています。
矯正歯科治療への理解度
歯並びに対する関心の高さに比べ、「歯ぐきが健康なら、何歳でも矯正治療ができる」ことの認知度が18.2%に止まるなど、多くの項目で「知らない」と答えた人が多数を占めるというふうに矯正歯科治療に対する理解が不足しています。また費用の面でも、「医療費控除が受けられる場合や保険のきく場合がある」などについても、8割以上で「知らない」と回答されています。
日本臨床矯正歯科医会の取り組み
1973年に発足した日本臨床矯正歯科医会は、矯正歯科の専門開業医が所属する国内最大の団体です。「よい噛み合わせときれいな歯並びによって、心身の健康を育むこと」を目的として、「見た目の美しさ」だけでなく、噛み合わせの改善、咀嚼機能の向上、お口全体の健康増進など、総合的な「正しい矯正歯科治療」に取り組んでいます。
美しい歯並びを目指す
歯並びを整えるために
歯並びを整えるには、矯正歯科医院で専門的な診断と治療がもちろん必要ですが、それに加えて日々のケアも重要です。正しい歯磨きの方法を学習し、定期的に歯科検診を受けることで、歯並びを保つことができるのです。特に子どものうちから歯並びのケアを行うことは、将来的な歯並びの問題を未然に防ぐことができるのです。子どもの成長に合わせて適切な時期に矯正治療を行うことで、健康な歯並びを育むことができるのです。 美しい歯並びは自信と健康の源です。毎日の輝く笑顔のためにも、歯並びのケアに注目してください。8月8日「歯並びの日」をきっかけにして、ご自分や家族の歯並びについて考えてみてはいかがでしょうか。監修者情報
公開日:2023年07月10日
芦屋M&S歯科・矯正クリニックのWebサイトにようこそお越しくださいました。
平成15年の開設以来、芦屋市周辺の皆様のお口の健康維持のために日々診療しています。
当院は虫歯や歯周病治療などの一般歯科をはじめ、インプラント治療や入れ歯治療など歯科全般に対応します。
なかでも得意としているのは矯正歯科です。日本矯正歯科協会に所属する矯正歯科の専門医が小児矯正にも成人矯正にも対応し、インビザライン(マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置)認定ドクターも在籍しています。
専門的な矯正歯科と一般歯科を並行してご提供して、総合的な口腔ケアをおこなう歯科医院です。
院内は衛生管理の徹底により安心して診療を受けていただけます。そして患者様目線を大切に、家族を診ているような丁寧で痛みをできるだけ抑えた治療をご提供します。
予防にも力を入れ、長い目で見たお口全体の健康維持をサポートしますので、気になることは何でもお気軽にご相談ください。