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コラム
矯正中の正しい歯磨き方法-Ver1
歯の矯正中は、装置周辺に汚れが溜まりやすく、ケアもしにくいものです。今回、ご紹介する「矯正中の歯の磨き方」をマスターし、「食べたら磨く」を習慣化して、磨けているかを鏡で見ながらしっかり磨いてください。※印については、以前に述べたブログ#の項目を参照してください。
矯正中は汚れが溜まりやすい
歯並びや咬み合わせが悪い人が行う治療の矯正は、1本1本の歯に「ブラケット」と呼ばれる固定具を接着し、そこに「ワイヤー」かけて、歯の位置を徐々に動かしていきます。年齢や体質、歯の状態により、治療期間は数年にも及びます。この矯正装置を装着すると食べかすが残り、歯垢が溜まりやすくなる、ブラッシングがしにくくなるなど、お口の清潔を保つのが難しくなります。治療中は数年にわたってこの状態が続くので、むし歯や歯周病、口臭などのお口のトラブルを防ぐためにも、食べかすや歯垢をしっかり落とすようにしてください。清掃を怠ってトラブルを生じると、そちらの治療が優先され、矯正期間が延びてしまうこともあります。矯正中のセルフケアのポイント
具体的な歯磨きの前に、矯正中だからこそ毎日の歯磨きで、より気を付けるポイントを以下に挙げてみました。矯正中は、歯科医院での定期的なメインテナンスや指導を受けながら、これらに留意して毎日のセルフケアをおこなってください。 食べたら磨く 矯正装置をつけていると、装置の周りに食べかすが残りやすいので、お口の衛生を保つために、「食べたら磨く」が一番の基本です。食べかすは歯垢に潜む細菌のえさになるので、「食べたら磨く」を習慣にして、口内に食べかすを残さないようにしてください。 鏡を見ながら磨く 矯正装置の周囲は食べかすや汚れの付き具合、磨き残し箇所など、気づきにくいことが多くあります。きちんと磨けているかを、鏡で確認しながら歯を磨きましょう。鏡を見る際に歯磨きが泡立って見えにくい場合は、低発泡タイプの歯磨きを使うと確認しやすくなります。 歯ブラシ以外の不可欠なアイテム 歯ブラシだけでは、矯正装置が妨げとなって掃除しきれない部分が多くあります。しっかりと除去するために、「タフトブラシ」や「歯間清掃用具」などの補助用具も併せて活用してください。矯正中の歯ブラシの使い方
ブラケット周りの歯磨きのコツ
ブラケットなどの金具類まわりや歯の境目は、食べかすや歯垢が特に付きやすいです。また、歯ブラシの毛先が届きにくく、汚れが残る場合があります。従って、ブラケット周囲の形状に沿って歯ブラシの毛先をしっかりあてるように、意識して小刻みに動かし、歯を1本ずつ丁寧にブラッシングするのが、一番のコツです。矯正専用歯ブラシもあるので活用してください。 「凸型歯ブラシ」でブラケット周りを磨く場合 ブラケットの周りを磨くときは、毛足の中央が凸になっている「矯正用の屋根型歯ブラシ」を使えば、入り組んだ部分に毛先が届きやすくなっているのでおすすめです。また中央が凸型の「ドーム型植毛歯ブラシ」も使えます。凸型歯ブラシを使うとき、歯ブラシを斜めに当てて磨けば、歯とブラケットとの境目やワイヤーの隙間に凸部分の毛先が届きやすくなります。上と下の両方からしっかり磨いてください。 「毛束が平らな歯ブラシ」でブラケット周りを磨く場合 一般用の毛束が平らな歯ブラシを使う場合は、歯ブラシの「わき」や「つま先」、「かかと」の部分などを活用して、毛先をブラケット周りにしっかり当ててブラッシングしてください。「ワイヤーと歯の間」「ワイヤーのまわり」の歯磨きのコツ
ワイヤーと歯の間の隙間も、食べかすが挟まりやすく、歯垢を除去しにくい場所です。ブラケット周りと同じように、歯ブラシの毛先をうまく活用してください。歯とワイヤーの隙間に毛先を斜めに入れて、上下それぞれを磨きましょう。 毛束が凸型の歯ブラシの場合 歯ブラシ中央部の凸型の毛先を、歯とワイヤーの隙間に斜めに入れて磨いてください。 U字カットの歯ブラシの場合 矯正用U字カットの歯ブラシは、矯正装置をまたいで歯の面を磨けます。上下に傾ければ、ブラケット周りやワイヤー下の歯面の清掃ができます。 2列植毛の歯ブラシの場合 間隔をあけて2列に植毛された歯ブラシは、U字カットの歯ブラシと同じように、矯正装置をまたいで歯の面を磨くことに適しています。ヘッドが小さいため、屋根型タイプやU字タイプの歯ブラシがまだ上手に使えないお子さんが使いやすいタイプです。斜めに毛先を入れれば、ブラケットやワイヤーの周りの歯を磨くこともできます。2列歯ブラシは幅が狭いため、歯の裏側に矯正装置を装着する場合、装置の下に毛先を差し込むなど、狭い場所での活用がしやすいタイプです。 毛束が平らな歯ブラシの場合 歯ブラシの「わき」の毛先を、歯とワイヤーの隙間に入れて磨きます。毛が硬いと隙間に入りにくいので、適度な硬さの歯ブラシを選んでください。 いかがでしたか、今回は矯正中の歯磨きの方法について、ご紹介しました。なお、歯ブラシ以外の補助用具を使っての歯磨き方法については、次回へと続いていきます。監修者情報
公開日:2023年07月10日

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