矯正治療
上下顎叢生症例
前歯がでこぼこしている、大人の歯が斜めに生えてきた
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治療の詳細
Treatment Details
| 主訴 | 前歯がでこぼこしている、大人の歯が斜めに生えてきた |
|---|---|
| 年齢・性別 | 13歳女性 |
| 診断名 | 上下顎叢生 |
| 治療内容 | ワイヤー矯正後しばらくして希望によりインビザラインによる再矯正治療 |
| 抜歯/非抜歯 部位 | なし |
| 治療期間 | ワイヤー3年、インビザ5年(中断含む) |
| 通院回数 | ワイヤー45回、インビザ40回 |
| 総額 | 1,204,000円(自由診療) |
| 写真 | 治療開始前と治療終了後 |
| リスク・副作用 | 歯根吸収、歯肉退縮、歯の移動に伴う痛み、装置による口内炎などが生じる場合があります。 |
※価格は施術当時のものとなります
Treatment Process
治療前の状態
前歯のでこぼこと、永久歯が斜めに生えてきたことを気にされていました。上下の歯並びに乱れがあり、特に下顎左側第二小臼歯は、手前の歯の方向へ傾いて生えている状態でした。まずは、この歯の傾きと上下の歯並びを整えるため、ワイヤー矯正を行いました。
その治療から数年後、上下の前歯の重なりが浅くなり、歯の先端同士が接する「切端咬合」に近い状態となったため、患者様のご希望により再矯正を行うことになりました。
Treatment Plan
治療方針
- ワイヤー矯正
- 数年後、マウスピース矯正(インビザライン)による再矯正
- IPR(歯と歯の間のエナメル質を少量削り、歯を動かすスペースをつくる処置)
Treatment Result
治療結果
ワイヤー矯正で歯の傾きや歯並びを整えた後、インビザラインによる再矯正で前歯の咬み合わせを調整しました。症例概要では、治療終了時に上の前歯が下の前歯に覆いかぶさる深さを示す「オーバーバイト」を1.5mm確保しています。
Patient's Comment
患者様からのコメント
前にワイヤーで矯正をしていたのですが、また前歯の噛み合わせが気になって、マウスピースで治療することになりました。途中でお休みした時期もあって長くかかったので、終わったときは「やっと終わった!」とすごく嬉しかったです。今は前歯の噛み合わせも気にならなくなって、最後まで続けてよかったなと思っています。
Risks & Side Effects
ワイヤー矯正・マウスピース矯正に伴う一般的なリスク・副作用
- 装置装着後や調整後、マウスピース交換後に、歯が動くことによる痛みや違和感が生じることがあります。
- ワイヤーやブラケットにより、口腔内に傷や口内炎が生じることがあります。
- 口腔清掃や装置の管理が不十分な場合、むし歯や歯周病のリスクが高まることがあります。
- 歯の移動に伴い、歯根吸収や歯肉退縮が起こることがあります。
- 治療計画どおりに歯が動かず、予定より治療期間が延びる場合があります。
- マウスピースの装着時間が不足すると、治療期間の延長や治療計画の変更が必要になる場合があります。
- ブラケットやアタッチメントの脱離、装置の破損などにより、再装着・修理・再製作が必要になる場合があります。
- 顎関節に違和感や痛みを感じることがあります。
- 保定装置(リテーナー)の使用状況によっては、治療後に歯並びが後戻りする可能性があります。
- ごくまれに歯髄壊死(歯の神経が働きを失うこと)が起こり、処置が必要になることがあります。
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Case Categories
Doctor's Comment
担当医:橋爪 章
今回の症例は、最初の治療と再矯正とで、改善したい点が異なりました。当初は、斜めに生えてきた下顎右側第二小臼歯の傾きを修正し、上下の歯を並べることが中心でした。一方、数年後の再矯正では、浅くなった前歯の咬み合わせをどう整えるかが課題となりました。
歯が並んでいても、上下の前歯の重なりが十分であるとは限りません。この症例では、必要な重なりをつくるための歯の移動を検討し、ワイヤーでの調整よりもインビザラインが適していると判断しました。主にIPRで歯を動かす余地をつくり、前歯の位置関係を調整することで、最終的に1.5mmの重なりを確保しました。
途中に中断期間があり、長期にわたる治療となりましたが、患者様にも結果を喜んでいただけました。一度使用した装置にこだわらず、その時点の歯並びと咬み合わせに合わせて治療方法を選ぶことが大切だと考えています。