矯正治療
臼歯反対咬合症例
奥歯で咬みづらい、歯磨きもしづらい
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治療の詳細
Treatment Details
| 主訴 | 奥歯で咬みづらい、歯磨きもしづらい |
|---|---|
| 年齢・性別 | 15歳女性 |
| 診断名 | 臼歯反対咬合 |
| 治療内容 | マウスピース矯正装置による矯正治療 |
| 抜歯/非抜歯 部位 | なし |
| 治療期間 | 3年4ヶ月 |
| 通院回数 | 28回 |
| 総額 | 926,750円(自由診療) |
| 写真 | 治療開始前と治療終了後 |
| リスク・副作用 | 歯根吸収、歯肉退縮、マウスピース装着時や交換後の痛みが生じる場合があります。 |
※価格は施術当時のものとなります
Treatment Process
治療前の状態
奥歯で咬みづらく、歯磨きもしづらいことを主訴に来院されました。右側の奥歯では、上下の歯がハサミの刃のようにすれ違う「ハサミ状咬合」がみられ、噛む面どうしが適切に接触しにくい状態でした。
また、右下の第二大臼歯は手前に傾き、一部が歯肉に埋まっていました。右側の奥歯の傾きや位置を整え、上下の歯が噛み合う状態へ改善する必要がありました。
Treatment Plan
治療方針
- マウスピース矯正装置による矯正治療
Treatment Result
治療結果
3年4ヶ月の治療により、右側の奥歯のハサミ状咬合が改善しました。治療前にみられた右下の奥歯の傾きが整い、上下の奥歯がしっかりと噛み合う状態になりました。
治療中は右側のマウスピースが歯に合いにくくなることがあり、追加のマウスピースを2回使用して、歯の位置と咬み合わせを調整しました。
Patient's Comment
患者様からのコメント
奥歯がうまく噛み合わなくて、歯磨きもしにくいのが気になっていました。矯正は前歯の並びをきれいにするイメージだったので、奥歯もマウスピースで治せるんだと知って驚きました。途中でマウスピースが追加になったときは「まだかかるんだな」と思いましたが、終わったときはほっとしたし、奥歯がちゃんと噛み合うようになってうれしかったです。見た目だと分かりにくいところですが、自分では噛んだときに違いを感じます。時間はかかったけど、最後まで続けてよかったです。
Risks & Side Effects
マウスピース矯正に伴う一般的なリスク・副作用
- マウスピース装着開始時や交換後に、歯が動くことによる痛みや違和感が生じることがあります。
- 装着時間が不足すると、計画どおりに歯が動かず、治療期間の延長や治療計画の変更が必要になる場合があります。
- 装着時間を守っていても、歯の動き方によっては予定より治療期間が延びる場合があります。
- 口腔清掃や装置の管理が不十分な場合、むし歯や歯周病のリスクが高まることがあります。
- 歯の移動に伴い、歯根吸収や歯肉退縮が起こることがあります。
- 顎関節に違和感や痛みを感じることがあります。
- アタッチメントの脱離やマウスピースの破損などにより、再装着・再製作が必要になる場合があります。
- 保定装置(リテーナー)の使用状況によっては、治療後に歯並びが後戻りする可能性があります。
- ごくまれに歯の神経に影響が及び、歯髄壊死が生じて根管治療などが必要になることがあります。
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Case Categories
Doctor's Comment
担当医:橋爪 章
今回は、奥歯で咬みづらく、歯磨きもしづらいというご相談でした。右側の奥歯が上下ですれ違うハサミ状咬合に加え、右下の第二大臼歯が手前に傾き、一部が歯肉に埋まっていたことが治療のポイントです。
奥歯を動かす際には、噛んだときに上下の歯がぶつかり、移動を妨げることがあります。そのため、マウスピースの前歯部分で咬み合わせの高さを一時的に上げ、奥歯を動かすための余地をつくりました。そのうえで、右側の奥歯の位置や傾きを調整していきました。
治療中は右側でマウスピースの適合不良を繰り返したため、追加のマウスピースを2回使用しました。当初の計画をそのまま進めるのではなく、実際の歯の動きに合わせて調整を重ね、最終的に奥歯がしっかりと噛み合う状態まで整えることができました。今後は保定装置を使用し、整えた歯の位置と咬み合わせを維持していきます。