芦屋M&S歯科・矯正クリニックコラム

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虫歯の応急処置

虫歯の応急処置
夜中や歯医者さんがまだ閉まっている時、歯が急に痛くなったらどうしますか?そんな時にできる虫歯の応急処置をご紹介します。

自分で出来る対処法

口の中を清潔に

食後に歯が痛くなった場合は、食べカスが虫歯に詰まって神経を圧迫している可能性があります。爪楊枝や糸楊枝で食べカスを取り除き、ぬるま湯でゆすいで、口の中を清潔に保ちましょう。その後、ノンアルコールなどの低刺激性のうがい薬を口に含んで、痛む歯の周囲に行き渡らせましょう。

市販の痛み止め

頭痛薬などの鎮痛剤は歯の痛みを少し和らげることができます。完全に痛みを抑えるのは難しいので、むやみに用法・用量を増やしたり、1週間等の長期や空腹時の服用は避けましょう。購入時は薬剤師さんに、他に使用している薬の有無や合併症について相談の上、購入してください。服用すれば一時的に痛みは引きますが、また痛みが増す前に歯医者に行きましょう。

身体を温めない

痛みが続いている場合、身体を温めると血行がよくなって、痛みが更に強くなります。入浴は控えてシャワーを浴びる程度にして、飲酒や喫煙は中枢が麻痺して、一時的には痛みを忘れることができますが、血液の循環が良くなり、その後激しい痛みに襲われるので、飲酒や喫煙を控えて安静に過ごしましょう。

患部を頬から冷やす

痛いところに頬の上から、「熱さまシート」や「冷えピタ」などの解熱シートを貼ったり、氷水などで冷やしたタオルで冷やします。血の巡りを抑えることで、歯痛を和らげる効果があります。頬が冷たくなり過ぎたら、タオルを外し、しばらくしたらまたタオルを当てる、これを繰り返します。

氷を含んで冷やす

氷を口に含んで冷やすのは、知覚過敏や軽度の虫歯には逆効果ですが、歯がズキズキ痛むような重い虫歯には効果があります。

歯痛の原因

知覚過敏
虫歯は無いのに冷たいものがしみる、歯ブラシが当たるとピリッと痛むなどの場合は、「知覚過敏」の可能性があります。
虫歯
虫歯が原因のことはよくあります。歯の間や裏側など、気づかない場所にできることもあります。
歯の根の病気
歯髄炎…歯髄(歯の神経や血管がある部分)が細菌感染して炎症が起こった状態です。 根尖性歯周炎…歯の根の先に炎症が起こって化膿し、周辺組織にも感染が広がった状態です。
歯が割れている
以前に治療した歯が脆くなって、歯の咬み合わせに問題があったりすると、歯が割れて歯痛の原因になります。
噛み合わせに問題
歯科治療後に咬み合わせが変わって、強く当たる処に痛みがでることがあります。咬み合わせを調整することで多くは改善されます。放っておくとその部分が歯周病や歯根膜炎、さらに顎関節症になり易くなります。
関連痛
歯に全く異常がなくても、内臓が悪かったりストレスがあったりと、歯と関係ない部分に原因があることがあります。他の部分の負担から来ている関連痛があります。
いかがでしたか、歯痛の原因にもよりますが、歯医者さんにすぐいけない場合は、これらの応急処置がきっと役に立つと思います。 是非、参考にしてみてください。

監修者情報

公開日:2023年07月10日

理事長

理事長 松岡 伸輔

芦屋M&S歯科・矯正クリニックのWebサイトにようこそお越しくださいました。
平成15年の開設以来、芦屋市周辺の皆様のお口の健康維持のために日々診療しています。

当院は虫歯や歯周病治療などの一般歯科をはじめ、インプラント治療や入れ歯治療など歯科全般に対応します。
なかでも得意としているのは矯正歯科です。日本矯正歯科協会に所属する矯正歯科の専門医が小児矯正にも成人矯正にも対応し、インビザライン(マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置)認定ドクターも在籍しています。
専門的な矯正歯科と一般歯科を並行してご提供して、総合的な口腔ケアをおこなう歯科医院です。
院内は衛生管理の徹底により安心して診療を受けていただけます。そして患者様目線を大切に、家族を診ているような丁寧で痛みをできるだけ抑えた治療をご提供します。
予防にも力を入れ、長い目で見たお口全体の健康維持をサポートしますので、気になることは何でもお気軽にご相談ください。