芦屋の歯医者なら芦屋M&S歯科・矯正クリニック

不快な口臭は人とのコミュニケーションにおいて、あまり望ましいものではありません。自分自身の口臭が気になっているのに、その口臭対策に迷っている方のために、効果的なケアグッズをご紹介します。

歯磨き粉

発生した臭いを吸着するグルコン酸銅や、臭いを作り出す口内細菌を殺菌する歯磨き粉が効果的です。歯磨き粉なら毎日ブラッシングする時に口臭もケアできるので、習慣化し易いですね。

薬用歯磨き粉

吸着成分であるグルコン酸銅などが臭いの元を落とし易くし、その上、歯周ポケットの奥に潜んでいる口臭の原因菌を殺菌して口臭をブロックしてくれます。また、フッ素が高濃度に配合されていれば、虫歯の発生、進行を抑制する効果もあります。

エチケット歯磨き粉

多種類の植物エキスが口内に潤いを与え、ネバネバを防ぎます。また口臭の原因物質を包み込んで臭い難くしくれます。口臭の起きやすい朝から、口内を爽やかにしてくれます。

ジェル状歯磨き粉

ジェル状で泡が立ち難いので停滞性が高く、薬用成分が歯に長く溜まり易くなっています。歯磨き粉として使えますが、仕上げに歯ブラシで塗布すると、フッ素で歯をコーティングするなど、虫歯予防効果を発揮するものもあります。

マウスウォッシュ

洗口剤に含まれる殺菌成分で口臭をケアします。使い切りタイプのものは持ち運びにも便利で、外出先でも使いやすいです。

液状タイプ

口に適量を含んで30秒ほどうがいをしたあとブラッシングします。ペーストタイプの歯みがき粉では届き難い歯と歯茎の隙間まで、有効成分を行き渡らせ、洗浄殺菌することができます。口臭だけでなく虫歯や歯肉炎、着色、歯石、汚れ、ネバつきなど、口の7大トラブルといわれるものを一気にケアできるものもあります。

スティックタイプ

天然甘味成分キシリトールを主成分とし、持ち運びに便利なスティックタイプに小分けされたものもあります。ポーチなどに入れやすく、外出先でのお口のケアには大変便利です。

ガム・タブレット

一般的な口臭対策として、ガムやタブレットなどが挙げられ、食後のエチケットとして噛んだり、なめたりしていますが、ガムやタブレット自体に消臭効果は期待できません。ただ、ガムやタブレットには香料が入っているので、マスキング効果として臭いをごまかしているのです。中にはマスキング効果が効かないほど口臭の強い方もいるので、香料と交じり合って悪臭になる場合もあります。ただし、ガムを噛み続けることで唾液の分泌が良くなるので、口臭を軽減することには繋がります。最大のメリットは、水や洗面台のない環境でもスマートに使えることです。

舌苔を落とすタブレット

ザラザラした表面のタブレットが、口臭の原因となる舌苔を落としてくれます。舐めて溶かすように食べるので、水や洗面台のない場所で重宝されます。舌を傷つけることなく、タンパク質である舌苔を分解酵素のアクチニジンが除去してくれます。

唾液分泌を促進するタブレット

咀嚼力を高めて唾液の分泌を促進することで、口臭をケアします。

歯周病由来の口臭改善タブレット

生きた乳酸菌LS1を凝縮することで、歯周病菌の活動を抑えて口臭を改善します。

口臭サプリメント

口臭が発生しにくい身体を作るためには、シャンピニオンエキスが配合されたサプリメントを毎日続けて服用することで、その効果が期待されます。お口の中で溶かすタブレットとは異なり、口腔内の爽快感は得にくく、これだけで口臭予防を図るのは難しいので、他のものとの併用（緑茶成分、生コーヒー粉末、バラの花びらエキス、渋柿エキス、有胞子性乳酸菌、オリゴ糖、クロレラ、カテキンなど）が勧められます。

食べ物

口内には細菌が数百種類も存在し、腸内と同じようにフローラ（細菌叢）を作っています。健康な状態の口内には、善玉菌や悪玉菌、日和見菌などがバランスよく保たれています。しかし、精神的ストレスや健康状態が悪くなると、免疫機能の低下により悪玉菌が増えてきます。すると、舌が真っ白になったり歯茎が腫れたり、口臭が強くなったりします。このようにならないよう、普段から乳酸菌などの善玉菌を摂取して予防することが大切です。善玉菌である、乳酸菌・ビフィズス菌・桿菌・酵母などが含まれる食べ物としては、市販の乳酸菌タブレット、漬物、ヨーグルトなどがあります。これらの食べ物を積極的に摂取して、口内フローラのバランスを整えれば、自然に口臭対策が行えます。 いかがでしたか、口臭の原因のほとんどはお口の清掃不良や虫歯、歯周病、食べ物が原因です。ドラッグストアや通販などで手軽に購入出来る口臭ケアグッズのうちから、原因や用途に合わせて適切なものを選んでください。