インビザライン矯正ガイド

インビザライン矯正中の歯磨き注意点は?おすすめの歯磨き粉と外食時の絶対NG行動を徹底紹介

インビザライン矯正中の歯磨き注意点は?外食時の絶対NG行動を専門医が解説
芦屋M&S歯科・矯正クリニックのインビザライン

インビザライン(ライト)120回払いの場合

この記事のポイントは?

  • インビザラインの最大のメリットは、装置を自分で外せること
  • 装着前は歯磨きとフロスで口腔内を清潔にする
  • 歯磨き粉はフッ素入り・低研磨タイプが推奨される
  • 食事の際は必ず外し、食後はすぐ再装着する
  • 歯磨きが難しい場合は、うがい・フロス・マウスウォッシュなどで対応
  • 装着時間は1日20時間以上が重要
  • 旅行時などは交換期間を延ばす選択も可能
  • 正しいケアと管理でトラブルや追加費用を防げる

外食の時インビザラインは外すべき?
外出時は歯を磨けないけど大丈夫?
朝に歯を磨く時間ないときはインビザライン着けていい?

インビザライン矯正の最大のメリットは、矯正中であろうと矯正器具を自分で好きな時に取り外せる点です。

従来のワイヤー矯正では不自由な点が多かった、食事や歯磨きをストレスフリーで行えます。

かと言って、何も注意点がないわけではありません。

毎日の歯磨きでの注意点、外食時のマウスピース取り扱い方法、矯正費用がかさまないようにするための超重要点をわかりやすく解説します。

芦屋M&S歯科・矯正クリニック理事長 松岡伸輔

芦屋M&S歯科・矯正クリニック理事長の松岡です。

芦屋M&S歯科・矯正クリニックは2003年に兵庫県芦屋市で開院しました。医師全員がインビザライン治療(マウスピース治療)・小児矯正・咬合誘導で秀でています

インビザライン治療では1年間の症例数実績によって表彰される「プラチナエリートステータス」に公式認定されています。

このブログで、インビザラインを始めとするマウスピース矯正、ワイヤー矯正など歯並びに関するさまざまな疑問にお答えします。もし、このブログで分かりにくい点がありましたら、お気軽にお問合せください。

インビザラインを着用する前の歯磨き注意点

インビザライン矯正中は、マウスピースを装着する前に、必ず口内を清潔にしてください。

ていねいに歯磨きをするのが一番理想的です。

歯を磨く際に気をつけたいポイントが以下の2つです。

  • 歯の表面をきれいに
  • 歯間の汚れをしっかり落とす

それぞれのポイントについて説明します。

歯の表面をきれいに

歯磨きをして歯の表面をきれいにしないと、汚れや細菌がずっと歯に密着したままでマウスピースを着用することになります。

矯正に必要なマウスピース着用時間は1日20時間以上です。

1日のうち20時間以上、汚れや細菌が歯にベターッとくっついたままではすぐに虫歯や歯周病になりかねません。

虫歯や歯周病になれば、抜歯のために無駄な費用と期間がかかり、トータルの矯正期間も伸びてしまいます。

必ず歯を磨いて、歯の表面をきれいにした状態でマウスピースを着用しましょう。

特別な歯ブラシが必要?

矯正中も特別な歯ブラシを使用する必要はありません。

歯磨きのついでにマウスピースもブラシ洗いしたい方は、軟毛タイプの歯ブラシを使いましょう。

歯磨き時にマウスピースを洗浄する方法についてはこちらで詳しく説明しています。

歯間の汚れをしっかり落とす

歯と歯の間に何か物がつまった状態では、インビザラインがきちんとフィットせず矯正効果を発揮できません。

インビザラインは、3Dスキャナーで歯型を精密にスキャンしてできた器具です。

歯にきっちりと密着していない状態でインビザラインを着用しても、治療計画どおりに歯は動いてくれません。

また、着用時の不要な痛みの原因にもなります。

デンタルフロスや歯間ブラシ、またはつまようじを使って、歯と歯の隙間につまっている食べかすや汚れを取り除いてください。

矯正中は歯間に食べ物がつまりやすい?

矯正中は歯が動いて歯と歯の間が広くなる時期があります。

隙間が広がるので、矯正前より食べ物がつまりやすくなるでしょう。

矯正治療中の歯と歯の間の隙間は、正しい歯並びになるためのスペースです。

ですから、矯正が進行するにつれて狭くなり閉じていきますので安心してください。

インビザライン矯正中におすすめの歯磨き粉

インビザライン矯正中は、歯やマウスピースを傷つけず、虫歯や歯周病のリスクを抑えるために、歯磨き粉の選び方がとても重要です。

おすすめは以下の条件を満たすものです。

  • フッ素配合であること(推奨は950ppm以上)
  • 研磨剤無配合や低研磨性であること
  • 低発泡や低刺激であること

インビザライン矯正中はマウスピースによって唾液の循環が滞り、どうしても虫歯になりやすい環境です。フッ素で歯の再石灰化を促すこと、研磨剤で歯やマウスピースを傷つけないことが大切です。

発泡が多すぎると、磨き残しに気が付きにくくなります。また、口の中がダメージを受けやすいインビザライン矯正中は低刺激の歯磨き粉がおすすめです。

外食での歯磨きはどうすれば?

まず留意すべき点として、外食などで食後の歯磨きがすぐにできない場合でも以下の3点を守ってください。

  • 必ずインビザラインを外して食事する
  • 食後すぐにインビザラインを再着用する
  • 歯磨きができる状態になったらすぐに歯磨きとインビザラインの洗浄を行う

「歯磨きができないから」「ちょっと食べるだけだから」と考えずに、必ずマウスピースは外して食事を楽しみましょう。

歯とマウスピースの間に食べ物のかけらが入ると激痛の原因になりますし、まず食事を楽しめません。

そして、食後はすぐにインビザラインを再着用してください。

飲食をする際の5つの注意点については以下の記事で詳しく説明しています。

職場や学校、外食などできちんと歯磨きできない場合でも口内を可能な限りきれいにする以下の方法があります。

  • うがいをする
  • デンタルフロス・つまようじを使う
  • 指歯磨きをする
  • マウスウォッシュやスプレーを使う
  • ガムをかむ

それぞれの方法について説明します。

うがいをする

うがいは手軽ですが洗浄効果を見込める方法です。

ブクブクと丁寧にうがいをすることで口内の汚れをかなりの程度洗い流すことができます。

長時間の会食になる場合は、食事の途中でも少し多めの水分を含み、口内に行き渡らせましょう。

もちろん食事中にうがいはできませんが、口内を水で満たすだけでも歯間の食べかすは取れます。

デンタルフロス・つまようじを使う

デンタルフロス、またはつまようじを使って、歯間の食べかすをできる限り取り除きましょう。

できれば、デンタルフロスを使うことをおすすめします。

芦屋M&S歯科・矯正クリニックでは、使いやすくて耐久性もよいライオンのDENT.EXウルトラフロスをおすすめしています。

院内でも販売しておりますので、お試しになりたい方はお気軽にスタッフにお尋ねください。

フロスが手元になければ、つまようじでもいいでしょう。

しかし、歯間に無理やりつまようじを入れると、歯茎が下がり、歯間が広くなってしまいます。

一度下がった歯茎を元に戻すことは難しいため、無理のない程度に使用しましょう。

指歯磨きをする

歯ブラシが手元にないけど、歯の表面をきれいにしておきたい時におすすめです。

指先の感覚は繊細なので、歯の表面がツルツルになったかわかりやすいメリットもあります。

指で歯を磨く前に、まず指をきれいに洗いましょう。

もし、指を使うことに抵抗がある場合はガーゼなどを指に巻いて磨いても構いません。

最近は、指にはめて使える指歯ブラシ、指に巻く歯磨きシートや歯磨き用の指サックも市販されています。

マウスウォッシュやスプレーを使う

多くのマウスウォッシュやスプレーは殺菌効果があるため、歯周病の予防、口内炎の早期改善などに役立ちます。

矯正中特有の口内の違和感を軽減して、口内をすっきりさせたいという時にもおすすめです。

口の中でくちゅくちゅするマウスウォッシュや、スプレータイプのもの、タブレットなど様々な商品が市販されています。

コンビニやドラッグストアでも購入できるので手軽でしょう。

ただし、スカッとしたいからと言って、刺激の強い商品は避けてください。

刺激の強い商品はエタノールが多く含まれており、口内の乾燥を招きかねません。

ガムをかむ

ガムを選ぶ時にはキシリトールが配合されたものを選ぶと、虫歯菌の抑制に効果を得られます。

しかし、糖も多く含む商品もあるため、商品の成分には注意しましょう。

矯正中の外出時おすすめ携帯グッズ一覧

グッズ 説明
マウスウォッシュ ボトルタイプだけではなく、携帯に便利な個包装のパウチタイプやポーションタイプもあります。
デンタルフロス いわゆる「糸ようじ」と呼ばれているもの。

前歯に使いやすい「F字型」と前歯・奥歯オールマイティに使える「Y字型」があり、矯正治療中でフロス初心者の方にはY字型がおすすめです。

歯間ブラシ 歯と歯のあいだに残った食べかすを取り除くことができます。デンタルフロスよりも隙間が大きい部分に使いやすいです。
歯磨きシート 指に巻き付けて歯の汚れをこすって取り除けます。
携帯歯ブラシ コンパクトな携帯用の歯ブラシがあるとお手洗い等でさっと歯を磨けます。

矯正中は絶対にアライナー装着時間確保!

職場や学校、外出時で食後すぐ歯磨きできない場合でも、歯磨きよりもインビザラインの装着時間確保を優先してください。

1日20時間以上の着用が推奨されています。

外食後に歯磨きできないからという理由で、マウスピース非着用時間が長くならないようにしましょう。

歯磨きができる状態になったらすぐに、歯磨きとインビザラインの洗浄を行えばよいのです。

マウスピースを装着しない時間が長く続くと、せっかく動いた歯が後戻りしてしまいます。

ひとつ前のマウスピースに戻して、再度歯を動かす無駄な期間が生じるかもしれません。

最悪の場合、予期しなかった方向に歯が動き、マウスピース全部を最初から作り直すことにもなりかねません。

矯正を予定期間と予定費用で終わらせるには、マウスピースを長時間装着するのが何よりも重要です。

食べ歩き旅行などで1日20時間の着用時間を確保できない場合は?

時には食べ歩き旅行を楽しむために、マウスピース着用時間を長時間確保できない日もあるかもしれません。

その場合は、通常7日間で交換しているマウスピースを1,2日長く装着してから次のマウスピースに移りましょう。

また、旅行の予定を立てる時は、可能であればマウスピースを交換してすぐではなく、サイクルの後半、つまり交換後6,7日目を検討しましょう。

せっかく新しいマウスピースに進んだのに、長時間着用できない日が続くと、再度ひとつ前のマウスピースに戻ってしまいかねません。

新しいマウスピースになって最初の3日間は、歯を移動させる重要な期間です。

まとめ:矯正中のケアも矯正医の腕の見せ所

インビザライン矯正は、自分で装置を着脱できる利便性が大きな魅力ですが、そのぶん日々のセルフケアと装着時間の管理が結果を左右します。

装着前には丁寧な歯磨きとフロスで口腔内を清潔にし、歯磨き粉はフッ素配合・低研磨タイプを選ぶと安心です。

食事の際は必ずマウスピースを外し、食後はできるだけ早く再装着することが重要で、歯磨きが難しい場面では、うがい・フロス・指磨き・マウスウォッシュ・ガムなどを活用してケアを補いましょう。

治療効果を最大限引き出すには、1日20時間以上の装着が目安となります。

旅行や多忙な期間で装着時間の確保が難しい場合は、マウスピースの交換時期を調整するなど、歯科医師と相談しながら柔軟に対応することも可能です。

このような適切なケアと装着管理により、トラブルや追加費用の発生を抑え、スムーズな歯列矯正が期待できます。

また、インビザラインは3Dシミュレーションによるマウスピース作製というイメージから、機械的に歯並びを整えるだけと思われがちですが、実際には患者ごとの噛み合わせや生活習慣に合わせたオーダーメイド治療です。

矯正方法や治療期間は一人ひとり異なるため、日々変化する口内環境を正しく見極め、最適な調整ができる症例数の多い矯正歯科を選ぶことが、満足度の高いインビザライン治療につながります。

インビザラインを施術している病院が多すぎて、どれを選ぶとよいかわかりませんか?

インビザライン公式サイトから公式認定の矯正歯科医を探せば、アフターフォローを含めた長期的な安心感も段違いです。

芦屋M&S歯科・矯正クリニックは、インビザライン公式サイトに「インビザラインで歯列矯正ができる歯科医院」として登録されています。

しかも単なる公式認定ではなく、症例実績が豊富な歯科だけに与えられるプラチナ認定を受けています。

関西エリア随一の矯正治療実績がある芦屋M&S歯科・矯正クリニックにお気軽にお問合せください。

よくある質問

インビザライン矯正の一番のメリットは何ですか?

最大のメリットは、自分で装置(マウスピース)を取り外せることです。これにより、食事や歯磨きの際に装置を外して、口腔内を清潔に保ちやすくなります。

インビザライン装着前の歯磨きで気をつけることは?

マウスピースを装着する前には、丁寧に歯磨きを行い、フロスなどで歯間もきれいにしましょう。使用する歯磨き粉は、フッ素入りで低研磨のものが推奨されます。

外食のときはインビザラインをどうすればいいですか?

外食時には必ずインビザラインを外して食事をしてください。食後はできるだけ早く再装着することが大切です。歯磨きが難しい場合でも、そのまま放置せず、うがいやフロス、指磨き、マウスウォッシュ、ガムなどで口腔ケアを行いましょう。

1日にどのくらいインビザラインを装着しておく必要がありますか?

矯正期間中は装置の装着時間が特に重要で、1日20時間以上の着用が求められます。この時間を守ることで、治療計画どおりに歯が動きやすくなります。

旅行などで十分に装着時間が確保できない場合はどうなりますか?

旅行などで1日20時間以上の装着が難しい場合は、担当医の指示のもとで、マウスピースの交換期間を延長する方法があります。装着時間とケアを適切に管理することで、トラブルや余計な費用の発生を防ぐことができます。