この記事の概要は?
顔のバランスについて悩みをお持ちで、芦屋M&S歯科・矯正クリニックに受診される方も少なくありません。
特にネット上でも最近よく言われるようになった「中顔面の長さ」、つまり眉間から口元までの距離が長いと感じ、コンプレックスになっている方が多いようです。
周囲から見ると、それほど気にならない問題なのかもしれませんが、実は自信や日々のライフスタイルに大きな影響を与える可能性もあります。
実は顔のバランスは、ある程度歯列矯正で修正が可能なのです。
この記事では、中顔面の長さについて、その測り方、長さに影響を及ぼす可能性のある歯並びの特徴、そして中顔面を短くする可能性のある歯列矯正の方法について詳しく説明します。
中顔面の長さに関する悩みから解放されるためにも、ぜひ専門家の知見に基づいた記事全体をお読みください。
芦屋M&S歯科・矯正クリニックは、中顔面の長さとバランスに長く悩んできた多くの患者様の症例を解決してきた実績があります。
患者様の理想の歯並びや予算をじっくりヒアリングして、ベストの矯正方法を提案させていただきます。記事を読まれた後に、お気軽に問い合わせフォームからお問合せください。
こちらにインビザラインでできること・できないことを把握したい方に必要な情報をまとめています。
中顔面とは?
中顔面とは、顔の一部分を指し、鼻の根元から上唇の下までの領域を指します。顔を三等分に区分けするときの中心部分にあたります。
一般的に、顔は以下の3つの部分に分けられます。
- 上顔面(髪の生え際から眉間)
- 中顔面(眉間から鼻の下)
- 下顔面(鼻の下から顎先)
自宅でできる中顔面の長さの測り方
自宅で中顔面の長さを測る方法は簡単です。
- 鏡の前に立ちリラックスした状態で正面を向きます
顔が傾いていないか、正面を向いているかを確認してください - 以下の部位の長さを、定規やものさしを使って測ります。
上顔面:髪の生え際から眉間(両眉の間)までの長さ
中顔面:眉間から鼻の下(鼻唇溝)までの長さ
下顔面:鼻の下から顎の先端までの長さ - 定規やものさしを強く押し当てない
- 測定した長さを記録します
何度か測定を行い、平均値を算出すると、より正確な結果が得られます。ただし、重要なのは比率なので、自分の指を使って比率を計ることも可能です。
顔の印象は中顔面の長さだけで決まるわけではありません。顔のパーツのバランスや、表情、雰囲気なども大切な要素です。測定結果を参考にしつつ、自分らしい魅力を引き出すことが重要だと言えるでしょう。
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中顔面の長さと顔の印象の関係
中顔面は顔のバランスを決定づける重要な部分です。その長さや形状は、顔全体の印象を大きく左右します。
中顔面が長い人は落ち着いて見える
一般的に、中顔面が長い人は、「優しそう」「知的」といったポジティブな印象を与えやすいと言われています。縦に長い顔立ちは、落ち着きや安定感を感じさせ、知性や穏やかさを連想させるのかもしれません。
歴史上の偉人や知識人の中にも、中顔面が長い人が多いことが指摘されています。
中顔面が短い人は若々しく見える
中顔面が短い人は、「親しみやすい」「若々しい」といった印象を与える傾向にあります。縦の長さが短く、横幅が広い顔は、童顔の特徴でもあり、柔らかさや飾らない雰囲気を感じさせます。
近づきやすく、フレンドリーな印象を与えるのに適しているのかもしれません。
理想的な顔面の比率は?
一般的に、上顔面、中顔面、下顔面の長さがほぼ等しい(1:1:1の比率)とき、最も美しい顔のバランスだと言われています。しかし、この比率は個人差が大きく、また文化や時代によっても美しさの基準は変化します。
中顔面の長さだけでなく、パーツのバランスや表情、雰囲気なども印象に影響を与えます。自分の中顔面の長さを理解した上で、トータルな印象づくりを心がけることが大切です。
自分の顔の比率を知ることで、顔のバランスを理解し、より自分に合ったメイクやヘアスタイル、ファッションを選ぶことができます。自分らしさを大切にすることが何より重要です。
中顔面が長く見える歯並び
どちらかというと、中顔面を現状より短く見せたいと思って矯正の相談に来られる方が多いようです。中顔面が長く見える以下の特徴的な歯並びがあります。
- 出っ歯
- 口ゴボ
- 受け口
- ガミースマイル
上記の特徴があなたに該当する場合でも、必ずしも中顔面が長くなるわけではありません。
しかし、それぞれが顔のバランスに影響を与えるため、認識しておくことは重要です。
出っ歯
出っ歯とは上顎の前歯が正常よりも前方に突き出ている状態を指します。
出っ歯は顔のサイドビュー、つまり横から見たときに最も顕著になります。
出っ歯の状態は、上顎と下顎のバランスを乱し、上顎が過度に前方に出ているため、中顔面が長く見える可能性があります。
特に笑ったときや話しているときに、この特徴がはっきりと見えがちです。
出っ歯の基準やセルフ診断の方法については以下の記事で詳しく説明しています。
口ゴボ
口ゴボは口元が突き出ている状態を指します。
口が常に半開きの状態になりがちです。
口ゴボになる原因のひとつは、口呼吸の習慣です。
口呼吸が続くと、顔の筋肉のバランスが崩れ、顎が下に垂れ、顔が縦長に見える可能性があります。
さらに、口呼吸は口の周りの筋肉を使うため、顔の下半分がより発達し、中顔面が長く見える可能性があります。
口ゴボとは何か、原因や自力治療の可否については以下の記事で詳しく説明しています。
受け口
受け口は、下の前歯が上の前歯を覆ってしまっている歯並びです。
下顎が上顎よりも前方に位置することになります。
受け口は、上下の顎の位置関係が不均衡であるために生じます。
具体的には、下顎が過度に前方に出ているため、下半分の顔が前方に突き出て見え、結果として中顔面が長く見える可能性があります。
受け口(しゃくれ)とは何かその原因や治療法については以下の記事で詳しく説明しています。
ガミースマイル
ガミースマイルは、口を開けて笑った際に上の歯茎が大きく見えてしまう口元を指します。
ガミースマイルは、上顎骨の位置や形状、唇の筋肉の動き、歯の長さなど複数の要素によって影響を受けます。
ガミースマイルにより、歯肉が多く見える部分が中顔面に加わり、全体的に中顔面が長く見える可能性があります。
ガミースマイルとは?原因や治療方法については以下の記事で詳しく説明しています。
歯列矯正で中顔面を短くする方法
中顔面の長さは、歯並びや顎の位置が大きく影響しています。
これらの要素は私たちの顔立ちや表情を形成する基礎的な要素だからです。
歯列矯正は、歯の位置や顎のアライメントを変化させることで、顔の形状やプロポーションに影響を及ぼします。
どの矯正方法を選ぶにしても、自分の顔の形状や歯並び、さらにはライフスタイルに合った最適な方法を選択することが重要です。
また、どの方法も一夜にして結果が出るものではなく、矯正治療は時間と努力を必要とすることを覚えておいてください。
それぞれの歯列矯正方法がどのように中顔面の長さを短くするのかを見ていきましょう。
インビザライン矯正
インビザラインは、透明樹脂製のマウスピースで、定期的に交換しながら歯を移動させます。
その特徴的な透明性から、装着していても目立ちにくい利点があります。
インビザラインは、歯の位置や咬み合わせを調整することで中顔面の印象を改善します。
また、マウスピースは3D技術によって精密に作られるため、患者の口腔内の状況に合わせた治療が可能です。
中顔面の長さを短く見せるための最適な計画を立てることが可能です。
インビザラインの治療方法については以下の記事で詳しく説明しています。
ワイヤー矯正
ワイヤー矯正は、ブラケットとワイヤーを用いて歯を一定の位置に動かします。
ワイヤー矯正は、歯の傾きや位置、そして上下の顎の関係を変化させることが可能です。
例えば、上の歯が突出している出っ歯は、上唇を前方に押し出し、中顔面が長く見える一因となります。
ワイヤー矯正で出っ歯を改善すると、上唇の位置も自然と後退し、中顔面の印象を短く見せることが可能になります。
インビザライン矯正とワイヤー矯正の違いについては以下の記事で詳しく説明しています。
顎の手術と歯列矯正
重度の顎の不均衡があり、歯列矯正だけでは中顔面の印象を十分に改善できない場合、顎の手術が適応となることもあります。
手術によって顎の位置を調整し、その後歯列矯正を行うことで、中顔面のバランスを大きく改善することが可能です。
ただし、手術は大きな負担となるため、慎重な判断と準備が必要です。
歯列矯正を受けると中顔面の長さにどのような変化が見られるか
歯列矯正治療は、歯並びと顎の位置を改善することで顔のバランスを整えます。
しかしながら、歯列矯正が中顔面の長さ自体を短くするわけではありません。
歯並びを矯正することで、顔のプロポーションとバランスを整えることで中顔面が短く見えるようになるのです。
歯列矯正は個々の歯並びや顎の形状、治療の目的によって結果が変わるため、必ず専門的な診断とアドバイスを受けてください。
では具体的にどのような変化が見られるのか、以下に解説します。
歯の位置と咬み合わせの改善
歯列矯正の主な目的は歯の位置と咬み合わせの改善です。
歯が整列することで口元のバランスがよくなり、これが中顔面の長さを短く見せる効果に繋がります。
顎の位置の変化
特に、下顎が後退している場合や上顎が突出している場合には、顎の位置が顔のバランスに大きな影響を与えます。
歯列矯正によりこれらの問題が解消されると、中顔面の長さが短く感じられることがあります。
口元のバランスの改善
出っ歯や受け口などが矯正されることで、口元のバランスが改善され、全体的な顔の印象が変わります。
特に、出っ歯が改善されると、中顔面が短く感じられることが多いです。
中顔面が長い場合の歯列矯正以外の対策
中顔面が長いと感じる場合でも、顔全体のバランスを整えることでその悩みを軽減することが可能です。
具体的には、以下のような対策が考えられます。
対策方法 |
内容 |
---|---|
アイメイク |
目元を強調することで、中顔面の長さを目立たなくします。 |
チーク |
頬骨の下から耳にかけて優しくブラッシングします。 |
ハイライトとシェーディング |
ハイライトとシェーディングを使用して顔の形状をコントロールします。 |
ヘアスタイル |
フェイスラインをカバーするフリンジや、頬骨周りにボリュームのあるヘアスタイルが効果的です |
アクセサリー |
大きめのピアスや、顔の形に合わせたサングラスを選ぶことで、顔全体のバランスを整えることができます。 |
メイクは、顔の特定の部分を強調したり、逆に目立たなくするための有効なツールです。
しかし、最も大切なことは、自身の顔の特徴を受け入れ、自信を持つことです。
まとめ
この記事では、中顔面の定義と役割、測り方、影響を及ぼす歯並びの特性、そして歯列矯正での改善方法について詳しく説明しました。
中顔面の長さは、顔のバランスと印象を大きく左右します。
もし自身の中顔面の長さが気になるのであれば、芦屋M&S歯科・矯正クリニックに気軽に相談してください。
顔のバランスを整え、ご自身の美しさを引き立てることができるでしょう。
芦屋M&S歯科・矯正クリニックは、歯列矯正による中顔面の矯正経験が多く、長く中顔面のバランスに悩んでこられた多くの患者様のお悩みを解決してきた実績があります。
患者様のなりたい歯並びをゆっくりヒアリングして、ベストの矯正方法を提案させていただきます。
まずは、お気軽に問い合わせフォームからお問合せください。3診療日以内にご連絡をさせていただきます。
よくある質問
中顔面とは?
中顔面とは、顔の一部分を指し、鼻の根元から上唇の下までの領域を指します。顔を三等分に区分けするときの中心部分にあたります。
一般的に、顔は以下の3つの部分に分けられます。
- 上顔面(髪の生え際から眉間)
- 中顔面(眉間から鼻の下)
- 下顔面(鼻の下から顎先)
中顔面の長さの測り方は?
測定手順は以下です。
- 鏡の前に立ちリラックスした状態で正面を向きます
顔が傾いていないか、正面を向いているかを確認してください - 以下の部位の長さを、定規やものさしを使って測ります。
上顔面:髪の生え際から眉間(両眉の間)までの長さ
中顔面:眉間から鼻の下(鼻唇溝)までの長さ
下顔面:鼻の下から顎の先端までの長さ - 定規やものさしを強く押し当てない
- 測定した長さを記録します
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