この記事の概要は？
インビザライン・ライトって何？
インビザライン・ライトの費用は？
出っ歯矯正しか使えない？
代表的なマウスピース矯正ブランドであるインビザラインシステムには、通常のインビザライン以外にいくつかシステムがあります。
インビザライン・ライトは矯正後の戻り対応や出っ歯の矯正によく用いられる人気の矯正法です。
この記事では、インビザライン・ライトの特徴、メリット・デメリット、費用がどれほど安くなるかわかりやすく説明します。
芦屋M&S歯科・矯正クリニック理事長の松岡です。 芦屋M&S歯科・矯正クリニックは2003年に兵庫県芦屋市で開院しました。医師全員がインビザライン治療（マウスピース治療）・小児矯正・咬合誘導で秀でています。 インビザライン治療では1年間の症例数実績によって表彰される「プラチナステータス」に公式認定されています。 このブログで、インビザラインを始めとするマウスピース矯正、ワイヤー矯正など歯並びに関するさまざまな疑問にお答えします。もし、このブログで分かりにくい点がありましたら、お気軽にお問合せください。
インビザライン・ライトとは？
インビザライン・ライトは、軽度の不正歯列を改善する部分矯正や矯正治療後の後戻りに有効なマウスピース矯正です。
通常のインビザラインに比べ、対応症例に制限はありますが軽度〜中度の歯列矯正であれば非常に有効な治療方法になります。
対応症例の中には、前歯の軽度の叢生（でこぼこ）や軽度のすきっ歯、前歯部のみの部分矯正などが挙げられます。
歯並びのガタガタ具合が少ない方や、2度目の矯正の方はインビザライン・ライトの使用を矯正歯科で相談してみましょう。
通常のインビザラインとの違い
インビザライン・ライトのアライナーは、一般的なインビザライン（インビザライン・フル）と全く同じ大きさ、見た目や素材感です。
ただし、インビザライン・ライトはアライナーが14枚に限定されます。
1枚当たりの期間は約2週間ですので、約7カ月以内に矯正が完了する症例に使用されるインビザラインです。
一方、インビザライン・フルは、製作できるアライナーの数や治療期間に制限はありません。
インビザラインライトの費用
枚数が限られるので、インビザライン・ライトの矯正料金は大きく抑えられます。
芦屋M&S歯科・矯正クリニックでのインビザライン・ライト費用は514,250円です。
調整費用や保定費用での追加料金はかかりません。
インビザラインの費用相場と安くするコツについて、詳しくはこちらをご覧ください。
インビザライン・ライトは前歯矯正だけ？
インビザライン・ライトは、大臼歯（奥歯）を含めて移動可能な歯の制限はありません。
ですから、前歯以外の矯正にも使用できます。
ただし、アライナーが14枚と限定されるので、奥歯を大きく動かして全体矯正したい方には不向きです。
実は、出っ歯など前歯だけを改善したい方であっても、口内環境にとっては歯並び全体を少し矯正しなければならないケースが多くあります。
出っ歯（上顎前突）になる原因、矯正手法、類似する他の症例がわかる記事を以下でまとめています。
歯並び全体を少し広げながら前歯のガタガタを改善したい症例にインビザライン・ライトは最適です。
ただし、自分の歯並びがインビザライン・ライトで矯正を行えるか判断するのは困難です。
そのため、自分の歯並びがインビザライン・ライトで矯正可能か歯科医に確認してください。
なお、インビザラインには、奥歯は動かさず、前歯部だけを動かす矯正を対象にしたインビザラインGoもあります。
インビザライン矯正プラチナ認定の芦屋Ｍ＆Ｓ歯科・矯正クリニックのオンライン予約はこちらです。
インビザライン・ライトのメリット
インビザライン・ライトのメリットは以下です。
- 部分的な不正歯列に適している
- 矯正の後戻りの治療に適している
- 移動可能な歯に制限がない
- 治療期間が短い
- 費用が安い
従来のワイヤー矯正と比較すると、インビザライン・ライトには通常のインビザラインと同じく以下の主なメリットがあります。
- 透明なマウスピースを使うため目立たない
- 治療中の痛み・違和感が少ない
- 取り外せるため矯正中も食事や歯磨きは通常通り可能
インビザラインとワイヤー矯正の比較について、詳しくはこちらをご覧ください。
インビザライン・ライトのデメリット
インビザライン・ライトのデメリットは以下です。
- 症例が限定的
- アライナーの数に制限（14枚）がある
- 追加アライナーは治療開始日より3年まで（通常のインビザラインは5年）
- 途中での目標変更が困難
- 途中で顎の位置が変化した場合や、前歯の位置をもっと舌側に移動させたくなった場合などの対応は難しい
芦屋M&S歯科・矯正クリニックでは、当初の治療計画を慎重に適切に立てますので途中で顎の位置が変化したり、前歯の位置を当初より移動させるケースはめったにありません。
まとめ：インビザライン・フルとライトの正しい選び方
矯正期間も短く、費用も安いインビザライン・ライトですが、決して「簡易」で「簡単」な矯正ではありません。
通常のインビザラインとライトの使い分けは、患者様の歯並びの状態をよく観察して3D画像で比較して決定しなければなりません。
ライトには枚数や症例の制限がありますので、制限の中で最大限ベストな矯正結果を得るための緻密な治療計画が必要です。
どうやって歯科を選べばいいのでしょうか？
インビザラインを施術している病院は多くありますが、最新の年間施術実績を調べて実績が多い病院を選ぶのが後悔しないためのコツです。
インターネットで探すと「うちはインビザが得意！」とアピールする病院が多すぎて、どれを選ぶといいか分かりません。
芦屋M&S歯科・矯正クリニックは、インビザライン公式サイトで「インビザラインで歯列矯正ができる歯科医院」として登録されています。
また、年間症例数の多い歯科だけに与えられるプラチナ公式認定を受けています。
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