歯列矯正Q&A

歯列矯正失敗で老け顔?エラ?輪郭?頬こけ?どう変わるかと予防法を徹底解説

マウスピース矯正で顔は変わる?歪み・エラ張り・老け顔が治る?悪化する?
芦屋M&S歯科・矯正クリニックのインビザライン

インビザライン(ライト)120回払いの場合

この記事のポイントは?

期待できる変化

  • 歯並び・噛み合わせの改善
  • 顔の歪みやエラ張りの軽減
  • 口元・横顔バランスの向上

注意点

  • 筋肉量低下による頬こけ・老け顔
  • 抜歯部のへこみや皮膚のたるみ

頬こけの主な要因

  • 骨格的特徴(上あご・下あご)
  • 加齢による脂肪・筋肉の減少

後悔しないために

  • 顔全体を考慮できる医師を選ぶ
  • 検査・相談を十分に行う
  • 複数の矯正法に対応する医院が安心

マウスピース矯正でどれくらい顔って変わる?
変な感じに顔や輪郭が変わったらどうしよう

歯列矯正を検討中の方にとって歯並びだけでなく顔全体の変化も気になるポイントでしょう。

ネットを見ると、歯列矯正で「エラが変化する」「老け顔になる」「頬がこける」「輪郭が崩れる」など恐ろしい口コミが目につきます。

実は、インザラインをはじめとするマウスピース矯正は、従来のワイヤー矯正と比べると緩やかに歯を移動させます。

そのため、急激な顔立ちや輪郭の変化は引き起こしにくいとされています。

それでも、歯並びや口元のちょっとした変化は顔全体の印象に大きな影響を及ぼしかねません。

この記事では、以下のポイントについてわかりやすく説明します。

  • インビザライン矯正で起こる望ましい顔の変化
  • 起こりうる望ましくない顔立ちの変化と対策方法
  • 歯列矯正が身体全体に及ぼす影響

一部の方が歯列矯正はやめた方がいいと思う原因についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

芦屋M&S歯科・矯正クリニック理事長 松岡伸輔

芦屋M&S歯科・矯正クリニック理事長の松岡です。

芦屋M&S歯科・矯正クリニックは2003年に兵庫県芦屋市で開院しました。医師全員がインビザライン治療(マウスピース治療)・小児矯正・咬合誘導で秀でています

インビザライン治療では1年間の症例数実績によって表彰される「プラチナエリートステータス」に公式認定されています。

このブログで、インビザラインを始めとするマウスピース矯正、ワイヤー矯正など歯並びに関するさまざまな疑問にお答えします。もし、このブログで分かりにくい点がありましたら、お気軽にお問合せください。

マウスピース歯列矯正で顔・輪郭はどう変わる?

インビザラインをはじめとする歯列矯正で、顔や輪郭の印象は変わります。

これは、矯正によって歯並びや噛み合わせが変わるためです。

以下のような顔立ちの変化を期待できるでしょう。

  • 顔の歪みが改善される
  • エラの張りがなくなり小顔に
  • ほうれい線の改善
  • すっきりした口元になる
  • 横顔のバランスが整う

それぞれのポイントについて説明します。

顔の歪みが改善される

インビザライン矯正によってあごのバランスが改善され、顔全体のゆがみが改善されます。

歯並びが悪い状態が続くと、あごのバランスに影響を及ぼします。

そして、顔の左右のバランスが悪くなり、顔が歪んでしまうことがあります。

マウスピースによって歯並びが改善されることで、あごのバランスも改善されます。

顔全体の歪みが改善されると、顔の印象も大きく変わるはずです。

エラの張りがなくなり小顔に

インビザラインで噛み合わせが改善することであごへの負担を軽減し、エラ張り顔が改善されます。

歯並びが悪い状態が続くと、食べ物を咀嚼する際にあごに過剰な力がかかりやすくなります。

あごに長期の繰り返し負担がかかると、下顎骨(いわゆるエラの部分)にある咬筋という筋肉が発達します。

骨格自体に原因がなくてもエラが張って見える原因の多くが、咬筋の過度な発達です。

歯列矯正によって歯や顎に加わる力が和らぎ、咬筋の張りがなくなればエラ張り顔は緩和されます。

エラ張り顔は顔が大きく見える要因ともなるので、小顔効果が期待できます。

歯ぎしりもエラ張り顔の原因

咬筋が過度に発達してしまう原因には、歯ぎしり癖や食いしばり癖もあります。

寝ている間の歯ぎしりは、歯や顎にかなりの圧力がかかっています。

歯ぎしりや食いしばりの原因の1つが噛み合わせの悪さです。

矯正で噛み合わせが整うと歯ぎしりが減り、咬筋への負担も軽減されます。

結果として咬筋の過度な発達がなくなり、エラ張り顔が改善されるのです。

ほうれい線の改善

上顎前突(いわゆる出っ歯)があると、ほうれい線が目立つ原因になります。

歯列矯正で出っ歯を改善するとほうれい線が目立たなくなり、顔の印象が若くなります。

ただし、出っ歯を治すことで逆にほうれい線が目立つようになるケースもあります。

インビザラインで矯正できる出っ歯について、詳しくはこちらをご覧ください。

すっきりした口元になる

上顎前突(出っ歯)のせいで、唇が引っ掛かって口がきちんと閉じられない状態になっている患者さんも少なくありません。

常にぽかんと口が開いた、しまりのない状態になっていることもあります。

芦屋M&S歯科・矯正クリニックでも、小学生の女の子、また20代女性の患者さんでもそのような症状で来院されたケースがありました。

歯並び矯正で出っ歯を改善すると口がきちんと閉じるようになり、口元の印象が改善します。

インビザラインで出っ歯を矯正する方法について、詳しくはこちらをご覧ください。

横顔のバランスが整う

矯正で上顎前突(出っ歯)が改善されると、横顔のバランスが整いやすくなります。

横顔の美しさの有名な指標に、鼻先とあご先をつないだ「Eライン」があります。

自然に口を閉じたときに、唇の先端がEラインに接しているのが美しい横顔とされています。

矯正によって出っ歯が改善されるとEラインが整い、横顔が美しくなる効果が期待できるのです。

芦屋M&S歯科・矯正クリニックでも、20代の女性で出っ張っている口元を矯正されてEラインがきれいになった症例があります。

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歯列矯正で老け顔に見えることがある?

インビザラインをはじめとするマウスピース矯正は、顔や輪郭そのものを整形する美容整形ではありません。

ですから、歯並びはきれいになった後に予想しなかった顔立ちの変化が起こることもあります。

以下のような望ましくない顔の変化が起こることもあるので気をつけましょう。

  • 頬がこけてやつれて見える
  • 老け顔になる

それぞれのケースについて説明します。

頬がこけてやつれて見える

矯正したことで咬筋が落ちてエラの張りが緩み、頬がやつれたようにみえることがあります。

また、矯正をする際に抜歯が必要になることもあります。

抜歯が必要な歯並びでもインビザライン矯正が可能な理由について、詳しくはこちらをご覧ください。

抜歯した部分が引っ込むことで、頬がやつれたと感じる患者さんもおられます。

ほとんどの場合は、一時的な見た目の慣れの問題です。

老け顔になる

出っ歯を治すことでほうれい線が目立つようになり、老け顔に見えることもあります。

出っ歯の患者さんの一部は、上唇の皮膚が前歯に押し出されて伸びてしまっています。

矯正で出っ歯が改善されると、伸びていた皮膚にたるみが出てしまう場合があります。

たるみによって、ほうれい線が深くなり、老け顔になったと感じるのです。

急激なダイエットによって、おなかや二の腕の皮膚がたるんでしまうのと似ています。

急速に矯正を進め過ぎると皮膚のたるみが生じやすくなるので、矯正のスケジューリングに気をつけましょう。

矯正中に表情筋が弱ることもほうれい線の原因に

矯正期間中は口回りの痛みや不快感で、口元の筋肉がこわばりがちになります。

インビザライン矯正は、従来のワイヤー矯正と比べても矯正期間の痛みや不快感ははるかに少ない矯正法です。

それでも、新しいアライナーに変えたときなどに、ある程度の違和感や痛みは避けられません。

インビザライン矯正で痛みが出やすいタイミングについて、詳しくはこちらをご覧ください。

痛みや違和感のために、口元の表情筋が長時間こわばってしまう方も多いようです。

そうなると表情筋が次第に弱まり、ほうれい線が目立つようになってしまうことがあります。

口周りの筋肉を意識して鍛えて、口角を上げるように笑顔を作りましょう。

頬骨の下にある咬筋リガメント(靭帯)のマッサージも効果的です。

親指以外の指先4本を頰骨の下に沿わせ、痛いと気持ちいいの中間くらいの強さで繰り返し押してください。

歯列矯正以外の頬こけの要因!骨格や生理的な背景

頬こけは歯列矯正だけが原因ではありません。もともとの骨格的な特徴や、生理的な変化によっても頬がこけて見えることがあります。以下のような要因が挙げられます。

上あごの狭窄歯列弓(きょうさくしれつきゅう)

奥歯が内側に入り込み、前歯が前方へ突出している状態を指します。このタイプの歯列では、横顔や正面から見たときに頬のボリュームが不足し、頬がこけて見えやすくなります。

上あごが小さい

上あごの発育が不十分な場合、歯並びだけでなく頬まわりがへこんで見えることがあります。特に、口呼吸や舌の使い方など日常の悪習慣が上あごの成長を阻害することもあるため注意が必要です。

上あごに対して下あごが大きい

いわゆる「しゃくれ」と呼ばれるように、下あごが前に出たり顎先が強く発達していると、顔全体のバランスが崩れ、頬がこけて見える場合があります。下あごが大きいことで、相対的に上あごや頬が後退して見えるのが特徴です。

加齢による脂肪や筋肉の減少

年齢を重ねると、顔の脂肪や筋肉量が自然に減少し、皮膚のたるみも加わって頬がこけて見えやすくなります。矯正治療とは関係なく、加齢による変化が頬こけの一因となることもあります。

このように、頬こけには骨格や加齢などさまざまな要因が関係しています。歯列矯正だけでなく、ご自身の骨格的特徴や生活習慣、年齢による変化も総合的に考えて、医師と相談しながら最適な対策を選ぶことが大切です。

歯列矯正で体調も良くなる?

インビザライン矯正を始めとした歯列矯正で治るのは歯並びだけではありません。

口元の変化は、顔全体の筋肉の付き方、表情の作り方、顔の印象、輪郭にも大きく影響します。

さらに、噛み合わせがよくなることで、あご・首の筋肉にかかっていた負担が取り除かれ、肩こりや腰痛、頭痛が軽減した患者さんも多くおられます。

体調がよくなると心も軽くなり、前向きな気持ちになれます。

きれいな歯並びで笑顔も増え、表情が豊かになればますます気持ちも明るくなれるでしょう。

頬こけを予防するためのポイント

歯列矯正で頬こけを防ぐためには、治療前からいくつかの重要なポイントを意識しておくことが大切です。以下の点に注意しながら矯正治療を進めましょう。

経験豊富な医師を選ぶ

頬こけを予防する最大のポイントは、歯列矯正の経験が豊富で、審美性にも配慮した治療計画を立てられる医師を選ぶことです。顔全体のバランスや横顔の印象まで考慮してくれるクリニックを選びましょう。

精密検査とシミュレーションを受ける

治療前には、レントゲンや3D画像などによる精密検査を必ず受けましょう。骨格や歯の位置、噛み合わせの変化が顔貌にどう影響するかを事前にシミュレーションできるクリニックを選ぶと、納得して治療を進めやすくなります。

カウンセリングで不安や希望をしっかり伝える

カウンセリング時には、頬こけや見た目の変化についての不安や希望を遠慮せず伝えましょう。納得できるまで説明を受け、治療計画を共有することが大切です。一方的な説明や、患者の意見を聞いてくれないクリニックは避けましょう。

治療中も表情筋を意識的に使う

矯正装置の影響で咀嚼や表情筋の活動が減りがちなため、治療中もできるだけしっかり噛むことや、口元の筋肉を動かすことを意識しましょう。例えば、「あ・い・う・え・お」と口を大きく動かすトレーニングや、笑顔を作る練習が効果的です。

まとめ:なぜ歯科医が複数いる大型歯科で歯並び矯正すべきか

マウスピース矯正を含む歯列矯正は、歯並びや噛み合わせが整うことで、顔の歪みやエラ張りが目立ちにくくなり、ほうれい線や口元・横顔のバランスが整いやすく、顔全体の印象が変化しやすい治療です。  

一方で、咬筋のボリューム低下や抜歯部のへこみ、出っ歯改善後の皮膚のたるみ・表情筋の働き低下などにより、頬こけや老けた印象につながるリスクもあるため、慎重な計画が求められます。  

頬こけは矯正だけが原因ではなく、上あごの狭さや小ささ、下あごの大きさといった骨格的特徴、加齢による脂肪・筋肉の減少など、生まれつきの要因や加齢変化も大きく関係します。  

そのため、顔全体のバランスや審美性まで考慮できる経験豊富な医師を選び、精密検査とシミュレーションを受けたうえで、不安や希望を十分に相談し、治療中も表情筋を意識的に動かすことが重要とされています。  

また、インビザラインやワイヤー矯正などすべての矯正法には長所・短所があり、症例によっては複数の方法を組み合わせたほうが適切な場合があります。

特定の矯正法のみを掲げるクリニックよりも、多彩な矯正法に対応でき、実績が豊富で、複数の専門医が在籍する大型歯科医院を選ぶことが、安全かつ満足度の高い矯正治療につながるとされています。

看板に「XXX矯正法専門クリニック」とあるクリニックは実は要注意です。

えっ?その治療法のエキスパートに見えますが?

歯列矯正は生ものです。

矯正期間中、矯正後を通じて、時に予想できない影響が生じることもあります。

インビザライン矯正であろうとワイヤー矯正であろうと、すべての矯正法には一長一短があります。

また、患者さんの口内環境によっては複数の矯正方法を併用するのがベストの場合も少なくありません。

多彩な矯正方法に対応できて、矯正実績が多く、様々な分野の専門医が複数在籍する大型歯科医院を選ぶのが、矯正を安心して進めるコツです。

よくある質問

マウスピース歯列矯正をすると、顔つきはどう変わる可能性がありますか?

歯並びや噛み合わせが整うことで、顔の歪み改善、エラ張りの軽減、ほうれい線や口元、横顔のバランスが良くなるなど、顔全体の印象が変化しやすいとされています。

歯列矯正によって、頬こけや老け顔になることはありますか?

あります。咬筋が落ちる、抜歯部がへこむ、出っ歯改善後に皮膚のたるみや表情筋の低下が起こるなどにより、頬こけや老け顔に見えるなど、望ましくない変化が出る可能性があるため注意が必要とされています。

頬こけの原因は、歯列矯正だけですか?

いいえ。上あごの狭窄歯列弓や上あごの小ささ、下あごが大きいといった骨格的特徴に加え、加齢による脂肪・筋肉の減少など、生まれつきや生理的な変化も大きく関わるとされています。

頬こけや見た目の悪化を予防するために、どのような医師・医院を選ぶべきですか?

顔全体のバランスや審美性まで考慮できる経験豊富な医師を選び、精密検査やシミュレーションを受けたうえで、不安や希望をカウンセリングでしっかり伝えられる医院を選ぶことが重要とされています。

安全で満足度の高い歯列矯正を受けるコツは何ですか?

症例に応じて複数の矯正方法を使い分け・併用できることが望ましいため、特定の矯正法だけを掲げる医院より、多彩な矯正法に対応でき、専門医が複数在籍する大型歯科医院を選ぶことがすすめられています。