この記事の概要は?
ガタガタの歯並びを矯正したい
矯正器具を着けているのがバレるのは嫌
矯正中に食事を楽しめないのも嫌
上記のように感じてなかなか矯正に踏み切れない方も多いでしょう。
しかし、インビザライン矯正であれば気づかれずに矯正でき、食事中や結婚式などのイベントでは矯正装置を着けなくても大丈夫です。
では、インビザラインの詳しい内容やメリット・デメリットについてご紹介していきます。
この記事を読んでいただければ、インビザライン治療が自分に向いているか簡単にわかります。
そもそも、自分に歯列矯正が必要か確認するためのポイントをこちらの記事で解説していますので併せてご覧ください。
インビザラインとは?
インビザラインは、上記画像のようにマウスピースを用いた矯正歯科治療です。歯科治療の先進国アメリカのアライン・テクノロジー社が開発しました。
ひとりひとりの悩みと歯の形状に合わせた複数のマウスピースをカスタム制作して、段階的に歯並びを矯正していきます。
アメリカ・ヨーロッパなど100カ国以上で使用されており、確かな効果と実績のある治療方法です。
マウスピース矯正のメリット、デメリットについては以下の記事で詳しく説明しています。
インビザラインはどんな方におすすめ?
インビザラインは以下のようなお悩みのある方におすすめです。
- 周囲に気づかれずに矯正をしたい方
- 痛みが苦手な方
- 金属アレルギーを持っている方
- 地方在住の方(通院回数が少ない)
- 結婚式や就活が控えている方(計画的に矯正できる)
逆に、インビザラインに向いていない人を以下の記事で説明しています。
従来のワイヤー矯正との違いは?
比較項目 | インビザライン矯正 | ワイヤー矯正 |
---|---|---|
矯正中の見た目 | ◎ | △ |
矯正の痛み・不快感 | ◎ | △ |
矯正期間 | 〇 | 〇~◎ |
矯正費用 | ○ | △~〇 |
矯正可能な症状種類 | 〇 | ◎ |
矯正期間中の通院頻度 | ◎ | 〇~◎ |
普段の食事や歯磨きの利便性 | ◎ | △ |
虫歯・歯周病リスク | ◎ | △ |
自己管理の必要性 | △ | ◎ |
インビザラインとワイヤー矯正の比較について詳しくはこちらの記事をご覧ください。
他のマウスピース矯正ブランドとの違いは?
世界100カ国以上の国々で提供されるインビザラインは、マウスピース矯正の草分けと言える代表格です。
治療を受けた人の数が1,100万人を超え幅広い症例数を誇ります。(2022年4月時点)
最近は、インビザラインより低価格なマウスピース矯正も多く出てきています。
しかし、インビザラインは他のマウスピース矯正に比べて以下のようなメリットがあります。
- 取扱クリニックが全国で全国2,000院以上
- 症状の適用範囲が幅広い
- 矯正症例数が断トツに多いので信頼度が高い
- シミュレーションの精度が高い
インビザラインと他のマウスピース矯正ブランドの比較について詳しくはこちらの記事をご覧ください。
インビザライン矯正プラチナ認定の芦屋M&S歯科・矯正クリニックのオンライン予約はこちらです。
インビザライン10個のメリット
インビザラインの特徴、およびおすすめの理由を以下で説明します。
- 矯正中であることが気づかれにくい
- 今まで通り食事や歯磨きができる
- 口内を清潔に保てる
- 痛みが少ない
- 部分矯正も可能
- 抜歯併用の矯正も可能
- 計画的に矯正できる
- 通院回数が少ない
- 金属アレルギーでも適応
- 顔や輪郭が急激に変わりにくい
それぞれのポイントを説明します。
矯正中であることが気づかれにくい
インビザラインで使用するマウスピース(アライナー)は、厚さ0.5mmほどの透明なマウスピースです。
薄くて透明なので、上記画像のように着用しているところをみてもなかなか気づかれません。
装着したときに歯に光沢感が出ますが違和感があるほどではありません。
近くからよく見ればマウスピースを装着していることが分かるでしょう。
しかし、普段話しているときに相手の口元をじっくり見る人はあまりいないでしょうから、ほとんど気づかれず目立ちにくい矯正システムです。
人前に立って話す際など、どうしても気になるイベントにはマウスピースを取り外して参加できます。
数年以内に結婚式などのイベント予定がある方でも気兼ねなくマウスピース矯正を始めることが可能です。
今まで通り食事や歯磨きができる
インビザライン矯正は、マウスピースを取り外して食事や歯磨きをできます。
ですから、矯正装置に食べものが引っ掛かることを心配する必要はありません。
今まで通りのお食事が楽しめます。
ワイヤー矯正の場合、患者様が取り外しできないので歯磨きがしづらかったり、磨き残しが気になる場合も多いです。
しかし、インビザラインであればマウスピースを取り外して、今まで通り歯磨きできます。
インビザライン矯正中に食べられるもの、飲めるものについては以下の記事で分かりやすく説明しています。
口内を清潔に保てる
インビザラインは1〜2週間ごとに次のマウスピースへと交換します。
さらには、マウスピースを取り外して毎日洗浄できます。
ですから、口内を常に清潔に保つことが可能です。
マウスピースを清潔に保つための正しい洗浄方法を以下で説明しています。
痛みが少ない
インビザラインはワイヤー矯正に比べて痛みや違和感が大きくありません。
インビザラインは、複数のマウスピースを使って段階的に歯並びを矯正します。
従来のワイヤー矯正は1ヶ月ごとに歯を1mm〜2mm動かし矯正します。
一方、インビザライン矯正では、1ヶ月ごとに歯を0.5mm〜1mmずつ動かすペースで歯をゆっくりと動かし矯正していきます。
- 歯を移動する際にかかる力が緩やかなので、痛みや違和感も軽減されるのです。
ですから、インビザラインはワイヤー矯正に比べて痛みや違和感が軽減されます。
気になるインビザライン矯正中の痛みについては以下の記事で分かりやすく解説しています。
部分矯正も可能
インビザラインは全体矯正だけでなく、前歯のみの部分矯正が可能です。
部分矯正とは、気になる部分だけを矯正する治療です。
おもに犬歯を含む上下の前歯6本を中心に一部の歯だけを動かします。
部分矯正用のマウスピースは、奥歯ではなく前歯部分のみが動く設計になっています。
自身の前歯が部分矯正に適応するかどうかは、決して自己診断せずに専門医に相談してください。
インビザラインで部分矯正を行うメリット・デメリットについては、以下記事をご覧ください。
症状に合わせてシステムを選択できる
インビザラインは、患者さんの症状や予算に合わせて以下のシステムを選択できます。
比較項目 |
|
インビザライン・フル |
|
---|---|---|---|
矯正対象 |
奥歯2本を除く10本 |
すべての歯 |
すべての歯 |
最大枚数と矯正期間 |
20枚 約10カ月 |
14枚 約7カ月 |
制限なし 通常2年程度 |
対象症例 |
前歯のみ矯正 |
全体の歯並びを少し矯正しながら前歯を中心に矯正 |
幅広い |
費用 |
40万~55万円 |
50万~60万円 |
80万~100万円 |
矯正可能年齢 |
12歳以上 |
12歳以上 |
12歳以上 |
抜歯併用の矯正も可能
インビザラインは原則として抜歯をしない歯並び矯正が得意ですが、抜歯が必要な矯正にも対応できます。
かつては、「インビザラインは抜歯が必要なほど重度の歯並び矯正には向かない」と誤解されていたこともあります。
以下の方法を使ってインビザラインで歯並びを矯正できます。
- ワイヤー矯正との併用
- アンカレッジ用アタッチメント
また、インビザライン矯正で奥歯を移動させて隙間を十分に作れば、抜歯することなく矯正できるケースも少なくありません。
インビザラインで抜歯を行って歯列矯正を行う方法については、以下記事をご覧ください。
計画的に矯正できる
インビザラインでは、3Dシミュレーションのクリンチェックというシステムで治療の工程を事前に確認できます。
このコンピューターによるシミュレーションの正確性がインビザラインの大きな特徴です。
日本アライナー矯正歯科研究会でも以下のように説明されています。
コンピューターによる矯正移動シミュレーションは全世界200万人以上の過去の矯正臨床データを分析して、一人一人に合った治療計画を立てます。
正確かつ無駄な動きがないため、目標となる歯の位置まで最短距離で歯を動かすことができます。
そのためトータルの治療期間は従来の装置とほとんど変わらないか、 症例によっては早くなる場合もあるのです。
そのデータは現在も増加してバージョンが上がっています。
つまり、インビザラインは年を経るごとにますます精度が上がり、必要な治療期間も短くなっています。
インビザラインは、事前に治療工程に納得してからマウスピースを製作できるので安心です。
通院回数が少ない
インビザライン矯正を開始してからは、1ヶ月半から2ヶ月程度に一回のみ通院します。
通院はマウスピースの適合具合や歯並びの状態を確認するためです。
金属アレルギーでも適応
インビザラインは、上記画像のような従来のワイヤー矯正と異なり金属を一切使用しません。
医療用の特殊なウレタン素材を使用したマウスピース矯正です。
マウスピースがしっかり歯に密着するように歯に着けるアタッチメントという小さな突起もレジン製です。
金属アレルギーの方でも安心して使用できます。
取り付けるアタッチメントの種類、いつ着けるか、もし外れたらどうすればよいか、以下の記事で詳しく説明しています。
-
顔や輪郭が急激に変わりにくい
-
インビザラインはワイヤー矯正と比較するとゆっくり力をかけるので、予想しなかった顔立ちの変化が起こりにくくなります。
歯列矯正で顔や輪郭が変わってしまう危険性と対応策についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
インビザラインの5つのデメリット
インビザラインのデメリットは以下の通りです。
インビザラインのデメリットをカバーする方法については以下の記事で解説しています。
長時間装着しなければならない
インビザラインは、長時間の装着により初めて効果が得られる矯正方法です。
1日20時間以上マウスピースを装着しなければなりません。
常時着用するワイヤー矯正ほどではありませんが、違和感を持つこともあるでしょう。
長期間着けないと再開時に痛みを感じる
インビザライン矯正期間中に、マウスピースを長期間外したままで過ごすと歯が矯正前の位置に戻ってしまいます。
そうなると、再びマウスピースを装着するときに痛みを感じてしまう場合もあるでしょう。
最悪の場合、治療を最初からやり直すことにもなりかねません。
マウスピースを紛失する恐れがある
外出先での食事などでマウスピースを取り外して、そのまま紛失してしまう恐れがあります。
最悪の場合は治療を最初からやり直さなければなりません。
しっかりと管理することが大切です。
適応できない歯並びもある
歯並びや口内の状況が極めて悪い場合には、インビザラインでは対応できないこともあります。
その場合、ワイヤーやブランケットといった矯正治療との併用であれば対応可能かもしれません。
インビザラインで適応が難しい症例については、以下の記事で分かりやすく解説しています。
食後の歯磨きが必要
インビザラインの効果を得るためには、食後の歯磨きは必須です。
食後に必ず歯を磨くという方は多いでしょう。
でも間食後も必ず歯磨きをする方となると、意外に少ないかもしれません。
インビザライン治療では毎回の飲食後に歯磨きが必須です。
インビザライン矯正期間中の歯磨きの注意点については、以下の記事で分かりやすく解説しています。
インビザラインの治療期間と流れは?
インビザラインの治療期間には個人差がありますが、おおよそ1年半から3年程度とお考えください。
インビザラインの矯正治療の流れは以下の通りです。
ステップ | 内容 |
---|---|
カウンセリング |
|
検査 |
|
クリンチェック |
|
アライナーの作製 |
|
矯正 |
|
定期チェック |
|
- 矯正期間を通常より長くしてしまう原因、可能な限り矯正期間を短くする方法については以下の記事で説明しています。
インビザラインの費用相場は?
インビザラインの一般的な費用相場は、80万円〜100万円ほどです。
これは全体の歯を矯正する場合の相場になります。
部分矯正のために開発されたシステムの価格は以下です。
比較項目 |
インビザライン Go |
インビザライン・ライト |
インビザライン・フル |
---|---|---|---|
矯正対象 |
奥歯2本を除く10本 |
すべての歯 |
すべての歯 |
最大枚数と矯正期間 |
20枚 約10カ月 |
14枚 約7カ月 |
制限なし 通常2年程度 |
費用 |
40万~55万円 |
50万~60万円 |
80万~100万円 |
矯正を受ける方の歯並びや歯科医院によっても費用に多少差が出てきます。
インビザライン矯正の費用内訳や他の矯正方法との費用比較、費用を安くする方法については以下の記事で説明しています。
インビザライン・歯列矯正でよくある質問に専門医が答えます
リテーナーとは?
インビザライン矯正終了後、歯を固定させ治療終了後の後戻りを防ぐ「リテーナー」と呼ばれる装置を口の中に装着するようお勧めしています。
1日中リテーナーを装着している期間は1~3年程度です。
それ以降は就寝時だけの装着となります。
リテーナーの種類、メンテナンスの方法については以下の記事で説明しています。
矯正中に予想外の事態が発生したら?
長い矯正治療期間中には、当初予想もしなかったような以下のような症状に遭遇することもあります。
予定した期間で終わらなかった
出っ歯になってしまった
歯茎が下がった
嚙み合わせが悪化した
満足のいく歯並びにならなかった
虫歯や歯周病が悪化した
上記の事態が生じないように、歯科医の指示をきちんと守り、ちゃんと通院しましょう。
また、上記事態のほとんどはスキルの高い矯正歯科医であればリカバリー可能です。
違和感に気づいたら、すぐに連絡しましょう。
矯正期間に発生する「これ失敗なの?」と思わせる事態への対応策については以下の記事で説明しています。
インビザラインはいつから効果を実感できる?
インビザラインの効果は、マウスピースの枚数を重ねていくほど効果を実感できるでしょう。
人によって異なりますが、数カ月から半年ほどで効果を実感できる方が多いようです。
マウスピースの枚数で言うと20枚を超えた程度でしょう。
ただ、人によっては歯が1㎜動いたとしても実感できる人もいれば、わからない人もいます。
ですから、一概に効果を感じる期間を定めるのは無理があるでしょう。
インビザラインは効果を実感し始めるために一定期間を要します。
マウスピースの枚数を重ねるほど、綺麗な歯並びに近づくことを実感できるでしょう。
インビザラインの効果を確実に迅速に実感する方法については以下の記事で詳しく説明しています。
まとめ:費用を抑えながら安心矯正するなら芦屋M&S
インビザラインは技術革新が急激に進んでいる分野ですので信頼できる病院選びが非常に大切です。
でも、インビザラインを施術している病院が多すぎてどこがいいかわかりません。
インビザライン公式サイトから矯正歯科医を探して、余計な流通マージンを省いたコストでインビザラインを購入できる矯正歯科を選びましょう。
公式認定の矯正歯科であれば、アフターフォローを含めた長期的な安心感も段違いです。
芦屋M&S歯科・矯正クリニックは、インビザライン公式サイトに「インビザラインで歯列矯正ができる歯科医院」として登録されています。
しかも単なる公式認定ではなく、症例実績が豊富な歯科だけに与えられるプラチナ認定を受けています。
関西エリア随一の矯正治療実績があり、複数の専門分野でトップのスキルを持つ歯科医が在籍している芦屋M&Sにお気軽にお問合せください。
よくある質問
インビザラインとは?
インビザラインはマウスピースを用いた矯正歯科治療です。歯科治療の先進国アメリカのアライン・テクノロジー社が開発しました。ひとりひとりの悩みと歯の形状に合わせた複数のマウスピースをカスタム制作して、段階的に歯並びを矯正していきます。
インビザラインはどんな方におすすめ?
- 周囲に気づかれずに矯正をしたい方
- 痛みが苦手な方
- 金属アレルギーを持っている方
- 地方在住の方(通院回数が少ない)
- 結婚式や就活が控えている方(計画的に矯正できる)
インビザラインと他の格安マウスピース矯正ブランドとの違いは?
世界100カ国以上の国々で提供されるインビザラインは、マウスピース矯正の草分けと言える代表格です。
治療を受けた人の数が1,100万人を超え幅広い症例数を誇ります。(2022年4月時点)
インビザラインは他のマウスピース矯正に比べて以下のようなメリットがあります。
- 取扱クリニックが全国で全国2,000院以上
- 症状の適用範囲が幅広い
- 矯正症例数が断トツに多いので信頼度が高い
- シミュレーションの精度が高い
インビザライン矯正プラチナ認定の芦屋M&S歯科・矯正クリニックのオンライン予約はこちらです。